霧島国際音楽祭 リセールチケット一覧

霧島国際音楽祭は、1980年に開始したクラシック音楽を主体とした国際音楽祭である。ジェスク音楽文化振興会、鹿児島県文化振興財団、鹿児島県が主催、霧島市が共催し、鹿児島県の霧島高原を主な会場とし、毎年7月中旬から8月上旬までの約2週間、メイン会場「みやまコンセール」がある霧島市を中心に、鹿児島県内各地で講習会とコンサートが開催される。1975年、来日中の東ドイツ・ゲヴァントハウス管弦楽団の演奏家に地元の音楽家たちが講習会の開催を呼びかけたのをきっかけにプロジェクトが動き出した。2001年、音楽監督にチェリストの堤剛が就任。「国内外の優れた講師による若い音楽家の育成」「地域における音楽文化の振興」の2つの理念を掲げた、日本で最も歴史がある音楽祭とされる。以前は国内外から一流の音楽家が結集し50以上の公演が行われていたが、コロナ禍を経て現在の公演数は30ほどとなっている。第1回は約673人が観客として訪れたが、20年後の2000年に行われた第21回からは毎年1万人を超えている。大規模なホールコンサートのほか、霧島神宮で行われる「かがり火コンサート」をはじめ、少人数のコンサート、無料コンサートやワークショップも多数開催されており、また受講生にピアノを開放する「ピアノホームビジット」など、町全体が音楽祭の成功に寄与する。