坂本龍一 チケット売買一覧

坂本龍一は日本が世界に誇る作曲家・編曲家・ピアニスト・プロデューサー・シンセサイザー演奏者・コンポーザー。東京芸術大学在学中に既に活動を開始しピアニスト、作曲家、スタジオミュージシャンとして活躍をしていた。既に「はっぴえんど」で人気を博していた細野晴臣より新しい音楽ユニットの提案を受け、高橋幸宏と共に参加。これがのちの「イエロー・マジック・オーケストラ（YMO）」となる。同時期に坂本初のソロアルバム『千のナイフ』をリリース。YMOは日本武道館で「散会」をするまで数々の伝説を残した。小室哲哉を始め、電子音楽、テクノへの影響は計り知れずYMO無くして電子・シンセサイザー音楽及びテクノは語れない。日本国内でも数々の楽曲がのきなみオリコン初登場1位を記録。インストとして初の快挙だった。また海外での高い評価も特筆すべきものがあった。YMO散会後は『戦場のメリークリスマス』のテーマ曲を手がけ、日本人初の「英国アカデミー賞 作曲賞」を受賞した。さらに、映画『ラストエンペラー』でも日本人初のアカデミー作曲賞を受賞、ゴールデングローブ賞 作曲賞、1989年第31回グラミー賞最優秀オリジナル映画音楽アルバム賞など世界的な音楽賞を数々獲得した。その後もソロの活動を精力的に行った。環境問題や政治的な発言も多く、自身でも森林保全団体の設立を行うほかエコロジー関連のイベントなどを企画した。多くのアーティストに楽曲提供をしており古くは加藤登紀子、昨今では手嶌葵など枚挙にいとまがない。「教授」の相性で親しまれたが2011年に癌であることを公表した。その後も闘病しながら活動を続け、2015年8月に映画『母と暮せば』（監督・山田洋次、主演・吉永小百合、2015年12月12日公開）の音楽家として「第70回毎日映画コンクール・音楽賞」を受賞。2017年11月4日、自身のドキュメンタリー映画、『Ryuichi Sakamoto: CODA』が公開された。2022年12月11日に配信されたピアノのソロコンサートが、最後の公の場になった。2023年3月28日、東京都内の病院で死去した。71歳。2023年、第65回日本レコード大賞特別功労賞を受賞。2024年1月、第47回日本アカデミー賞会長特別賞と優秀音楽賞を贈賞された。2024年3月に新国立劇場（中劇場）他にて「RYUICHI SAKAMOTO ＋ SHIRO TAKATANI TIME」が開催される。